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フィールド・トレーニング・マネージャー(販売教育)


外資系ラグジュアリーブランド
Field Training Manager/Private Client Development Manager
柴田 ケリーさん ファッション文化論コース
2008年卒業
東京都/和光高等学校出身

どんなお仕事ですか?

外資系ブランドで、クライアント・アドバイザー(CA)と呼ばれる販売員のトレーニングを行っています。並行して、 VIC 顧客と呼ばれる特別なお得意さまのケアも担当しています。今年で勤続14年目ですが、教える販売員の中には若手はもちろん、ファッション業界経験者で私より歳上の社員もいます。相手と同じ目線に立ち、自分自身が楽しみながら販売員にメゾンのDNAを伝えることを心掛けています。人は、基本的に必要なものしか買いません。その“ 必要 ”のかたちが人それぞれなのです。この冬暖かく過ごすためのコートをお探しの方もいれば、誰かに「美しい」と思われたい方も、自分に自信を持つために最高級のアイテムを探されている方もいるでしょう。そういったお客さまの気持ちに寄り添い、目の前のアイテムがお客さまにどのような未来をもたらすのか、想像力を働かせてご紹介することが接客だと思っています。

SUGINO時代について

私の学生時代は、カール・ラガーフェルド、ジョン・ガリアーノ、トム・フォードといったスターデザイナーの黄金期。彼らに憧れてファッションを学び始めましたが、SUGINO時代の私は縫製が苦手で、「縫えなくてもいいのよ。理解さえできていれば」と先生に慰めていただく毎日でした。けれど、ドレス構成やドレーピングの授業で衣服の造形を学んだことはクチュールを販売する際に役立ちましたし、現代デザイン論や服飾史の知識はブランドのアーティスティック・ディレクターがつくり出す世界観を理解する助けになっています。デザインやパターンの仕事に就いたわけではないけれど、今の私はSUGINO での学びに支えられていると言っても過言ではありません。「いつか憧れのメゾンで働きたい」「ファッションの力で誰かの役に立ちたい」という夢は、私の生きる力になりました。皆さんも夢を大切にして、自分を信じて、必ず夢をかなえてください。
※内容は取材時のものです。