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服飾表現学科



教育研究上の目的

服飾表現学科では服飾表現に関する専門職業人を育成すること及び現代の服飾表現に関する業務の現状分析と新しい表現方法の創造を研究することを教育研究の目的としています。5つの専攻(衣装表現、スタイリング、ビジュアルマーチャンダイジング、ショープロデュース、映像・メディア表現)を置き、ファッション価値を人々に伝えるさまざまな表現世界で専門家として活躍する人材育成を目指します。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

本学では下記の表に掲げる専門課程の専攻別の教育目的に従って、目標の欄に掲げている服飾表現関係の専門的職業で活躍できる人材の育成を目標としています。
1年の間初年次教育課程の教育を受けますが、その間に一部服飾学科と共通のものも含めた学科独自の内容の19単位を必修科目として履修します。これによって、服飾を物として成立させる技術や服飾経済に関する知識を得た上で、視覚的な感性や表現力を持った服飾表現の専門教育に備えての基礎的な能力を培うこととしています。

2年次後半から4年次までの専門教育課程では、専攻ごとに専門必修科目19単位の履修を求めています。さらに専攻ごとに25単位の専門選択科目の履修を求めています。
以上の専門基礎科目と専門科目を合わせて90単位を履修することで専攻別の教育目的と目標を達成することとしています。
また教養科目34単位の履修によって、社会人としての資質、能力を養い、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養することをめざしています。
教養科目34単位と専門科目90単位の合計124単位を修得することで卒業を認定し、学士(服飾)の学位を授与することとしています。

《専門課程 コース別教育目的と目標》

専攻名 目的 目標
1)衣装表現 衣装表現に必要とされる発想、デザイン・構想、エスキース、制作、プレゼンテーション等の創作のプロセスにウェイトを置いた実践能力の育成を目的とする。 舞台や映画で美しく独創的な衣装を制作する衣装デザイナーなどの人材育成を目標とする。
2)スタイリング スタイリストの基礎力として、過去から現在までにおける服飾表現の流れ(或いは“流行”)を把握し、社会においてのファッションの役割の上に表現できる能力の育成を目的とする。 TVや雑誌で、モデル、タレント、アーティストの魅力や個性を引き出すスタイリングをするスタイリストなどの人材の育成を目標とする。
3)ビジュアルマーチャンダイジング 魅力的な店舗や展示空間を想定し、視覚的に商品の世界観を伝えることができる能力の育成を目的とする。 ショップやイベント会場で消費者に視覚的に訴える演出を行うVMD(ビジュアルマーチャンダイザー)などの人材の育成を目標とする。
4)ショープロデュース 服飾表現における「ショー」に特化し、ステージ形態(舞台)、レイアウト等の造形プラン、音楽、ライティング、映像演出などの空間プラン、モデルのパフォーマンススケジュールなどの時間プランなどを総合したプロデュースとその運営能力の育成を目的とする。 ショーやイベントのコンセプト立案から企画、制作、運営まで観衆を魅了する空間を創るイベントプロデューサーやショースタッフなどの人材の育成を目標とする。
5)映像・メディア表現 メディアにおける服飾のあり方を考え、視覚情報としてのそのイメージを伝えるために、映像の企画・構想、撮影、編集技術を修得し表現していく能力の育成を目的とする。 TVやネット配信など多彩なメディアでクオリティーの高い映像表現を行う映像ディレクター、映像作家などの人材の育成を目標とする。

カリキュラムポリシー(教育課程編集・実施の方針)

本学科の教育の使命と目的を効果的に実現するための教育組織として、1年次は一部服飾学科と共通のものも含めた学科独自の初年次教育課程を経て、2年次後期、3、4年次で5つの専攻に分かれた専門教育課程を設けています。初年次教育課程では、教養科目によって一般的教養を養い、服飾関係科目によって感性、技術力、表現力を育成します。その基礎の上に立って、専門教育課程で、創造力・表現力をもった服飾表現に関する専門職業人を養成することを目指しています。
教養科目は、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養することを目的として、キャリア・一般・体育・総合・国際関係・外国語の科目を多数開講し、外国語は8単位以上、それ以外の科目で26単位以上の履修を要求しています。また1年次には初年次科目の「学習基礎」を必修として、大学で4年間学ぶためのスキルを修得させています。外国語については3、4年次での受講も可能にし、服飾表現業界での必要性に対応しています。
初年次教育課程では、服飾関係科目、服飾経済科目と服飾表現科目の共通必修科目と専門選択科目を設けています。服飾表現科目の共通必修科目の中核科目として服飾表現概論、プレゼンテーション論、グラフィックデザインI、写真表現、身体表現Iがあり、これらを全員に履修を義務付け、服飾表現に関する基礎的な技術や表現方法を全学生が修得することとしています。これが本学科の初年次教育課程の特徴です。
2年次前期のオムニバス形式の「服飾表現演習」での学修をもとに、2年次後期の専門教育課程では、「衣装表現」、「スタイリング」、「ビジュアルマーチャンダイジング」、「ショープロデュース」、「映像・メディア表現」の5つの専攻に分かれます。専攻独自の必修科目は19単位を設定しています。各専攻の教育目的と目標を達成するために必要な必修科目を専攻ごとに3科目設定しています。初年次教育課程の科目、専門教育課程での選択科目と合わせて専門教育課程で専攻の必修科目を履修することによって、各専攻の目指す専門職業分野の人材育成を可能とする方針のもとにカリキュラムを編成しています。
本学の履修科目の単位内訳は次の表の通りです。

履修科目単位内訳表

授業科目の区分と履修方法 修得単位数
専門科目 必修 55
選択必修 10
選択 25
専門科目合計 90単位
教養科目 初年次 必修 10
一般 選択 16
体育
国際関係
外国語 選択必修 8
教養科目合計 34単位
総合計 124単位

アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)

服飾に関する単科大学としての使命を達成するのにふさわしい柔軟な心を持ち、自分自身の可能性を 追求する学生を求めています。「服飾表現の活動に強い関心と意欲をもっている人で表現力と活動力の高い人」、「優れた創造性や豊かな個性をもっている人」、「自己の認識や表現ができ、自己実現への意欲が高い人」などです。
このような人を多く受け入れるために、AO入試と推薦入試に重点を置いています。 本学では初年次で服飾造形に関する基礎的な技術とファッションビジネスに関する基礎知識を初歩から習得できるように教育課程を編成していますので、入学試験では、高等学校で普通科の生徒であっても、 また、服飾造形に関する授業の実習や制作体験のない人であっても、不利となることはまったくありません。